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アオシマ 1/24 ザ・ベストカーGTシリーズ No.80
サンバーは、1961年 (昭和36年) に初代が登場した、スバルの軽自動車です。「サンバー」という車名は、アジア南部から南東部に分布する大型の鹿「sambar (水鹿、すいろく)」に由来しています。
初代から6代目まで、運転席を前輪の上、エンジンを後輪の後ろに配置するフルキャブオーバー・リアエンジンのレイアウトと、4輪独立懸架サスペンションを採用し、軽商用車随一の広い荷台と、優れた走行性能・快適性を実現していました。
このキットの6代目サンバートラック (TT型) は、1999年 (平成11年) から2012年 (平成24年) まで生産されたモデルです。7代目からは、スバルが軽自動車生産から撤退したことに伴い、ダイハツからのOEM供給になりました。
全長 | 3,395mm |
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全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,815mm |
ホイールベース | 1,885mm |
トレッド | (前) 1,280mm (後) 1,280mm |
車両重量 | 810kg |
エンジン | 水冷直列4気筒SOHC スーパーチャージャー |
内径×行程 | 56.0mm×66.8mm |
総排気量 | 658cc |
圧縮比 | 8.9 |
最高出力 | 58ps/6,000rpm |
最大トルク | 7.5kg-m/4,000rpm |
変速機 | 5MT |
駆動方式 | 4WD |
サスペンション | (前) ストラット (後) セミトレーリングアーム |
タイヤサイズ | (前) 145R12 (後) 145R12 |
ブレーキ | (前) ベンチレーテッドディスク (後) ドラム |
価格 | 1,041,000円 (税抜き) |
新発売された軽トラのキットが珍しく、面白そうだと思って買ってみました。キットの構成は結構本格的で、ラダーフレームのシャシーを始め、実車の構造に近い作りになっています。完成した姿も実車さながらで、他のバリエーションも作ってみたくなるような魅力的なキットです。
全体的には作りやすいキットでしたが、キャブの外装部品の合いは良くない所があるので、調整しながら組み立てました。ちなみに、ヘッドライトのリフレクターは、中央で分割しておけば、フロントパネルやバンパーを接着した後でも、横から差し込んで取り付けることが可能です。
ボディカラーは、説明書どおりの Mr.カラーC8シルバーです。クリアーは、フィニッシャーズのオートクリアーです。C8シルバーをボディカラーに使ったのは初めてですが、きらきら感の少ない落ち着いた銀色になって、こういう働く車にぴったりの色だと思います。 (70作目 2020年3月29日完成)