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アオシマ 1/24 ユーロスポーツクラブシリーズ スペシャル (ドイツ・レベル社製)
ジャガーXK120は、SSジャガー100の後を継ぐ高性能スポーツカーとして、1948年のロンドン・モーターショーで発表されました。車名の「XK120」は、搭載された新型エンジンの形式名「XK」と、最高速度120マイル (193km/h) を意味します。
流麗なボディスタイルは、ジャガー創業者のウイリアム・ライオンズによるものです。新開発の直列6気筒DOHCエンジンは160馬力を発揮し、132.6マイル (213.4km/h) という速度記録を樹立しました。このXK型エンジンは、その後1980年代までの長きに渡って、ジャガー各車種に搭載されることになります。
XK120は、美しいスタイルと卓越した性能を兼ね備えていただけではなく、リーズナブルな価格 (アストン・マーティンDB2の約半分) を実現していたことで、特にアメリカにおいて好評を博し、1954年にXK140にモデルチェンジされるまで、12,120台が生産されました。
XK120はモータースポーツでも活躍し、アルパイン・ラリーでの1950年からの3連勝など、多くの戦果を挙げました。そして、XK120をベースに製作されたXK120C (Cタイプ) は、1951年、53年のル・マン24時間レースで優勝し、以降のモータースポーツにおけるジャガーの大活躍につながっていきます。
全長 | 4,270mm |
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全幅 | 1,550mm |
全高 | 1,270mm |
ホイールベース | 2,590mm |
トレッド | (前) 1,300mm (後) 1,270mm |
車両重量 | 1,143kg |
エンジン | 水冷直列6気筒DOHC |
内径×行程 | 83.0mm×106.0mm |
総排気量 | 3,442cc |
圧縮比 | 8.0 |
最高出力 | 160ps/5,000rpm |
最大トルク | 27.0kg-m/2,500rpm |
変速機 | 4MT |
駆動方式 | FR |
サスペンション | (前) ウィッシュボーン +トーションバー (後) 半楕円リーフ |
タイヤサイズ | (前) 6.00-16 (後) 6.00-16 |
ブレーキ | (前) ドラム (後) ドラム |
このキットはアオシマのものですが、中身はドイツ・レベル社製です。ただ、パーツには「MONOGRAM」「1979」と書いてありましたので、元々は30年程前のモノグラム社のキットだと思います。最初に箱を開けて中を見たときは、あまり良い印象を受けなかったのですが、頑張って完成させてみると、驚くほど格好良くなりました。
ボディは、パーティングライン全体に渡って段差ができているなど、ガタガタだったので、整形は念入りに行いました。タイヤは、左側前輪だけ2mm程のスペーサーを挿んで、位置を外側にずらしてあります。ヘッドライト上部のモールは一旦削り落とし、プラ棒 (エバーグリーン 0.4×0.75mm) で作り直しました。
ボディカラーは、フィニッシャーズのファインシルバーです。今回は、ブラック → シルバー → クリアー → (磨き) → シルバー → クリアー と重ね、シルバーの途中に磨きの工程を挟んでみました。ボディ以外の、バンパーや窓枠等のシルバーは、Mr.カラーSM06のクロームシルバーです。 (33作目 2009年7月25日完成)