MGB

アオシマ 1/24 ライトウェイトスポーツシリーズ No.4

AOSHIMA 1/24 MGB AOSHIMA 1/24 MGB AOSHIMA 1/24 MGB

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MGB について

イギリスを代表するスポーツカーのひとつであるMGBは、MGAの後継車として1962年に登場したオープン2シータースポーツカーです。旧式なラダーフレームを持っていたMGAに対し、モノコック構造が採用されたMGBは、ボディ剛性および居住性が大幅に改善されていました。

1965年には、オープン (通称:ツアラー) のみだったMGBに、クローズドボディのGTが追加されました。1967年にはマイナーチェンジを受けてマークIIに発展。1974年にはアメリカの新しい安全基準に合わせて大型の衝撃吸収バンパー (通称:ウレタンバンパー、ラバーバンパー、ブラックバンパー等) が装着され、外観が大きく変わりました。

MGBは、様々な改良を加えられながら1980年まで生産され、18年間の総生産台数は約52万台に達しました。ツアラーの生産台数は、当時のオープン2シータースポーツカーの最多量産記録であり、この記録は'90年代後半にユーノス・ロードスター (現マツダ・ロードスター) に抜かれるまで破られることはありませんでした。

諸元表 (MGB 1962年)
全長3,893mm
全幅1,516mm
全高1,254mm
ホイールベース2,311mm
トレッド(前) 1,244mm
(後) 1,250mm
車両重量920kg
エンジン水冷直列4気筒OHV
内径×行程80.3mm×88.9mm
総排気量1,798cc
圧縮比8.8
最高出力95ps/5,400rpm
最大トルク15.2kg-m/3,000rpm
変速機4MT+OD
駆動方式FR
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン
+コイル
(後) 半楕円リーフ
タイヤサイズ(前) 5.60-14
(後) 5.60-14
ブレーキ(前) ディスク
(後) ドラム

プラモデル (アオシマ 1/24) について

買って来たのは「ウレタンバンパー」のキットなのですが、「Mk.I (クロームバンパー) 」用のパーツやデカールも入っていたので、Mk.I にしてしまいました。やはり、MGBはクロームバンパーのほうが格好良いような気がします。

ボディカラーは、タミヤ缶スプレーのTS-9ブリティッシュグリーンにMr.カラー155番のスーパークリアーを重ねてあります。どちらもMr.カラーのレべリングウスメ液で希釈しました。バンパー等のメッキ部品はメッキを剥がして、Mr.カラーSM06クロームシルバーで塗装してあります。

このキットは、全体の雰囲気から細部に至るまで、ほとんど不満を感じる部分がありません。スジ彫りも深くシャープで、彫り直す必要がありませんでした。組み立てもし易く、気軽に製作を楽しむことができました。 (21作目 2006年1月14日完成)