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フジミ 1/24 リアルスポーツカーシリーズ RS-66
マクラーレンF1は、フォーミュラ1の名門チーム「マクラーレン」の技術が投入されて開発されたスポーツカーで、1992年にモナコで発表されました。マクラーレンの設計者ゴードン・マレーが、世界最高のロードカーを目指して作り上げた、20世紀のスーパーカーの最高傑作と言われています。
軽量化のためにカーボンファイバー製のシャシーが採用され、空力性能の面では、グラウンド・エフェクトを利用してダウンフォースを得る構造になっています。BMW製のV型12気筒エンジンは、最高出力627馬力を発揮します。最高速度は386km/hに達し、当時のロードカーの最高速度記録となっています。
マクラーレンF1は、1998年までに106台(プロトタイプ 5台、通常モデル 64台、LM 6台、GT 3台、GTR 28台)が生産されました。ロードカーとして開発されたF1ですが、その圧倒的な運動性能によってレースでも活躍し、1995年のル・マン24時間レースでは、F1 GTRが総合優勝を果たしています。
全長 | 4,288mm |
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全幅 | 1,820mm |
全高 | 1,140mm |
ホイールベース | 2,718mm |
トレッド | (前) 1,568mm (後) 1,472mm |
車両重量 | 1,140kg |
エンジン | 水冷V型12気筒DOHC |
内径×行程 | 86.0mm×87.0mm |
総排気量 | 6,064cc |
圧縮比 | 10.5 |
最高出力 | 627ps/7,500rpm |
最大トルク | 66.3kg-m/5,650rpm |
変速機 | 6MT |
駆動方式 | MR |
サスペンション | (前) ダブルウィッシュボーン (後) ダブルウィッシュボーン |
タイヤサイズ | (前) 235/45ZR17 (後) 315/45ZR17 |
ブレーキ | (前) ベンチレーテッドディスク (後) ベンチレーテッドディスク |
価格 | 53万ポンド (約1億1,800万円) |
ドアは開閉選択式ですが、閉じた状態で先に接着し、ショルダーラインが滑らかにつながるように整形しました。ドアとボディの隙間が大きかった所は、ポリパテで埋めてからスジを掘り直しました。なお、ドアを先に接着するために、ドア内装パーツは2つに分割しています。
ボディサイドには、後ろ上がりのキャラクターラインが3本ありますが、実車と比べて少し短く不鮮明に見えたので、彫ってくっきりさせました。リヤタイヤが大きくて車高が高めに感じたので、プラ板をサスペンションの取付け部等に挟んで、前を0.5mm、後ろを1mm下げてあります。
キャビンとエンジンルームの隔壁には、実車だと透明の窓があるのですが、キットでは再現されていないので、穴を開けて透明塩ビ板(ダイソーの硬質カードケースを熱湯で曲げたもの)で再現しました。ボディカラーは、タミヤカラーのラッカー塗料LP-44メタリックオレンジです。(76作目 2022年10月9日完成)