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ハセガワ 1:24 ヒストリックカーシリーズ HC-22
ジムニーは、スズキが1970年 (昭和45年) から販売している、軽自動車のオフロード四輪駆動車です。車名は「Jeep」「Mini」「Tiny」からの造語と言われています。1977年 (昭和52年) 以降は、普通車登録のジムニー (ジムニーシエラなど) も追加され、多くの国で販売されています。
小型で軽量なボディ、耐久性に優れたはしご型フレーム (ラダーフレーム)、リジッドアクスル式サスペンションなどにより、オフロードの踏破性能は世界でもトップクラスを誇り、本格的な四輪駆動車として非常に高い評価を得ています。
2代目ジムニー (画像) は、1981年 (昭和56年) に発売されました。作業車的だった初代と比べ、快適性など乗用車としての性能が大きく向上し、販売台数を大きく伸ばしました。約17年間に渡って販売され、1998年 (平成10年) に3代目へとモデルチェンジしました。
2代目は大きく4期に分けられます。第1期は1981年 (昭和56年) に発売されたSJ30型です。第2期は1986年 (昭和61年) に発売されたJA71型で、2サイクルエンジンに代わって、4サイクルターボエンジンが搭載されました。
第3期は1990年 (平成2年) 発売のJA11型で、軽自動車の規格変更に合わせてエンジンが550ccから660ccになり、オートマチック、パワーステアリング仕様が追加されました。第4期は1995年 (平成7年) 発売のJA12/JA22型で、サスペンションスプリングがリーフからコイルに変更されました。
全長 | 3,295mm |
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全幅 | 1,395mm |
全高 | 1,680mm |
ホイールベース | 2,030mm |
トレッド | (前) 1,190mm (後) 1,200mm |
車両重量 | 870kg |
エンジン | 水冷直列3気筒 インタークーラーターボ |
内径×行程 | 65.0mm×66.0mm |
総排気量 | 657cc |
圧縮比 | 8.1 |
最高出力 | 58ps/5,500rpm |
最大トルク | 8.8kg-m/3,500rpm |
変速機 | 5MT |
駆動方式 | 4WD |
サスペンション | (前) リジッドアクスル式 半楕円リーフスプリング (後) リジッドアクスル式 半楕円リーフスプリング |
タイヤサイズ | (前) 175/80R16 (後) 175/80R16 |
ブレーキ | (前) ディスク (後) ドラム |
価格 | 1,218,000円 (税抜き) |
ハセガワの75周年キットとのことで、とても充実した内容になっています。特にシャシーは部品数が多くて再現度も高く、こだわりを感じました。外観も非常に良くできていて、完成した姿は、まるで実車のようです。組み立ては足回りが少し難しく、悩んだ部分が何箇所かありました。
フロントのブレーキキャリパーは、説明書どおりに組み立てると下側になりますが (実車は上側)、フロントナックルのパーツを左右で入れ替えたら上側に収まりました。リアの車高は、箱絵や実車カタログのイメージに近くなるように、スペーサーや接着位置で調整しました。
前と後ろの窓は、そのままだとボディとの段差が大きく感じたので、一体だった窓パーツを前後左右に4分割し、前後の窓は外ハメ加工を行いました。ワイパーは窓に合わなくなったので、エッチングパーツに置き換えました。ボディカラーは、Mr.カラーC8シルバーです。 (73作目 2021年4月3日完成)