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イタレリ 1:24 No658
メルセデス・ベンツ300SLは、戦後メルセデスのエポックメーキングなモデルで、スポーツカー史上に残る名車としても知られています。
300SLクーペは、1952年ル・マン24時間での1・2フィニッシュを始め数々の勝利を手にした300SL (レーシングモデル) の市販型として、1954年のニューヨーク・ショーでデビューしました。鋼管スペースフレームとガルウィング式のドアを特徴とする軽量・強固なボディに、215psを発揮する量産車初の燃料噴射エンジンを搭載し、最高速は260km/hにも達しました。
1957年のジュネーブ・ショーで、クーペに代わるモデルとして登場したのが、300SLロードスターです。クーペの欠点であった乗降性の悪さを改善するために、フレーム構造が見直されて通常のドアが付けられました。また、リアサスペンションも改良され快適性が高められました。
300SLは、特にアメリカにおいて、ステータスシンボルとして富裕層の支持を集め、クーペが1,400台、ロードスターが1,858台生産されました。
全長 | 4,570mm |
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全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,300mm |
ホイールベース | 2,400mm |
トレッド | (前) 1,398mm (後) 1,448mm |
車両重量 | 1,330kg |
エンジン | 水冷直列6気筒SOHC |
内径×行程 | 85mm×88mm |
総排気量 | 2,996cc |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 215ps/5,800rpm |
最大トルク | 28kg-m/4,600rpm |
変速機 | 4MT |
駆動方式 | FR |
サスペンション | (前) ダブルウィッシュボーン +コイル (後) スウィングアクスル +コイル |
タイヤサイズ | (前) 6.70-15 (後) 6.70-15 |
ブレーキ | (前) ドラム (後) ドラム 1961年からディスク |
タミヤ以外のキットを作るのは初めてで少し不安だったのですが、無事完成させることができました。パーツの合いは概ね良好で (所々「あれ?」という所はあったのですが…) 、精密な感じのする、作り応えのあるキットでした。
今回初めてウインドウの研ぎ出しをやってみました。透明感がアップして、手間をかけただけの効果はありました。
他にも色々とディテールアップに挑戦してみました。ホイールのメッキを剥がしてシルバーで塗装したり、フロントグリルにメッシュを貼ったり、給油口にピンを刺したり、ナンバープレートをプラ板に置き換えたり、ホイールキャップやヘッドライトレンズにメタルックを貼ったり、カラーワイヤーでアンテナを作成したり、エンジンルームにパイプ類を追加したり、内装にフェルトを貼ったりして、自分なりに満足のいく仕上がりになりました。 (13作目 2004年3月7日完成)