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タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.5
ランボルギーニ カウンタックは、ミウラの後継車として開発されたスーパースポーツカーです。1970年代後半に日本で起こった「スーパーカーブーム」では、その斬新なスタイルと300km/hと謳われた最高速度で人気を集め、「スーパーカー」の代名詞的存在となっています。
プロトタイプのLP500がデビューしたのは1971年のジュネーブ・ショーです。マルチェロ・ガンディーニによるボディデザインは大反響を呼びました。市販モデルのLP400は、3年後の1974年に登場しました。ミッドシップに搭載されたV型12気筒エンジンは385psを発揮しました。
1978年には改良型のLP400Sが発売され、その後、1982年にLP500S、1985年に5000クアトロ・バルボーレ (5000QV)、1988年に25thアニバーサリーが発売されました。カウンタックは、1990年に後継車のディアブロが登場するまで、20年間に渡って約2,000台が生産されました。
全長 | 4,010mm |
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全幅 | 1,870mm |
全高 | 1,030mm |
ホイールベース | 2,500mm |
トレッド | (前) 1,500mm (後) 1,520mm |
車両重量 | 1,200kg |
エンジン | 水冷V型12気筒DOHC |
内径×行程 | 82.0mm×62.0mm |
総排気量 | 3,929cc |
圧縮比 | 10.5 |
最高出力 | 385ps/8,000rpm |
最大トルク | 38.0kg-m/6,500rpm |
変速機 | 5MT |
駆動方式 | MR |
サスペンション | (前) ダブルウィッシュボーン (後) ダブルウィッシュボーン |
タイヤサイズ | (前) 205/70VR14 (後) 215/70VR14 |
ブレーキ | (前) ベンチレーテッドディスク (後) ベンチレーテッドディスク |
価格 | 17,500,000円 |
このキットは、タミヤのイベント「タミヤモデラーズギャラリー」で、催事限定品として販売されていたものです。通常商品とは違って、デカールが入っていない成形品だけのセットだったのですが、デカールは後日、タミヤカスタマーサービスから取り寄せることができました。
元は1978年に発売された古いキットですが、組み易くて良いキットだと思います。ただ、タイヤが薄いのは実車のイメージと異なります。ウインドウは、そのままだと縁のほうが白く見えて目立つので、ガラス面以外 (ボディに隠れる部分) を全て黒で塗装して目立たなくしました。
ボディカラーは、フィニッシャーズのピュアオレンジです。朱色に近い鮮やかなオレンジ色で、カウンタックに良く似合っていると思います。テールランプは、説明書では透明パーツの裏からデカールを貼るようになっていましたが、デカールは使わずに塗装で再現しました。 (55作目 2016年1月19日完成)