画像クリックで拡大
タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.40
バラード・スポーツCR-Xは、3代目シビック (ワンダー・シビック) をベースとして、1983年に登場しました。当初は1500ccの「1.5i」と1300ccの「1.3」の2車種で、翌年には、当時クラス最高の135馬力を発揮する1600ccDOHCエンジンを搭載した「Si」が追加されました。
ボディは、事実上2シーターのコンパクトなものです。テールエンドを切り落としたファストバッククーペのスタイルは、空力特性にも優れ、Cd (空気抵抗係数) =0.33を実現していました。また、ボディ各所には新素材が採用され、非常に軽量に仕上がっていました。
バラード・スポーツCR-Xは、その個性的なスタイルと優れた運動性能によって、「FFライトウェイトスポーツ」として人気モデルになりました。1987年にはフルモデルチェンジを迎え、バラード・スポーツの名称は外れ、単にCR-Xと名乗る2代目となりました。
全長 | 3,675mm |
---|---|
全幅 | 1,625mm |
全高 | 1,290mm |
ホイールベース | 2,200mm |
トレッド | (前) 1,400mm (後) 1,415mm |
車両重量 | 815kg |
エンジン | 水冷直列4気筒SOHC |
内径×行程 | 74.0mm×86.5mm |
総排気量 | 1,488cc |
圧縮比 | 8.7 |
最高出力 | 110ps/5,800rpm |
最大トルク | 13.8kg-m/4,500rpm |
変速機 | 5MT |
駆動方式 | FF |
サスペンション | (前) トーションバーストラット (後) トレーリングリンク式ビーム |
タイヤサイズ | (前) 185/60R14 82H (後) 185/60R14 82H |
ブレーキ | (前) ベンチレーテッドディスク (後) ドラム |
価格 | 1,380,000円 |
ボディカラーはフィニッシャーズのピュアブルーです。下地には、Mr.ベースホワイトにピュアブルーを加えて水色にしたものを使いました。ボディ下半分はタミヤTS-17アルミシルバーで、赤のラインはマスキングテープを使って塗り分けました。
リアウインドウの熱線は、けがき針で描きました。ウインドウォッシャーやドアキーは虫ピンに置き換え、ナンバープレートは0.4mm厚のプラ板です。ルーフアンテナは、プラ棒で作った台座に0.3mm洋白線を差し込み、先端にエポキシ接着剤を盛ってあります。
フロントシートの背面の穴はプラ板でふさぎ、ヘッドレストは切り離して整形しました。青と白のチェック模様は、白く塗ったシートに包帯をかぶせて、上から青を吹き付けたのですが、なかなか思い通りにならなくて、何度かやり直しました。 (30作目 2008年6月15日完成)