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タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.100
F1で活躍していたホンダが最先端の技術を結集し、動力性能と快適性を高い次元で両立させたミッドシップスポーツカーとして開発したのがNSX (ニュースポーツカーXの頭文字) です。1989年のシカゴ・オートショーでプロトタイプが発表され、1990年に販売が開始されました。
ルーフとピラーをブラックとしたエクステリアは超音速ジェット機をイメージしたものです。量産車としては世界初のオールアルミモノコックボディを採用し、大幅な軽量化を実現。エンジンはVTECと呼ばれる可変バルブタイミングリフト機構を備え、3L自然吸気エンジンとしてはトップクラスの280psを発揮します。
生産にあたっては、新たに少量生産の専用工場が建設されました。NSXは、そのスタイル、性能、価格から、日本車で唯一のスーパーカーと評されることも多く、その完成度の高さは、フェラーリを始めとする世界のスポーツカーメーカーに影響を与えたと言われています。
全長 | 4,430mm |
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全幅 | 1,810mm |
全高 | 1,170mm |
ホイールベース | 2,530mm |
トレッド | (前) 1,510mm (後) 1,530mm |
車両重量 | 1,350kg |
エンジン | 水冷V型6気筒DOHC |
内径×行程 | 90.0mm×78.0mm |
総排気量 | 2,977cc |
圧縮比 | 10.2 |
最高出力 | 280ps/7,300rpm |
最大トルク | 30.0kg-m/5,400rpm |
変速機 | 5MT |
駆動方式 | MR |
サスペンション | (前) ダブルウィッシュボーン (後) ダブルウィッシュボーン |
タイヤサイズ | (前) 205/50ZR15 (後) 225/50ZR16 |
ブレーキ | (前) ベンチレーテッドディスク (後) ベンチレーテッドディスク |
価格 | 8,000,000円 |
箱や組立説明書に「1990」と記載してあるので、実車とほぼ同時期に発売されたキットだと思います。日本のホンダが作り上げた世界に誇れるスポーツカーを、日本のタミヤが持てる技術を結集して再現した自信作という感じがして、とても楽しく作ることができました。
ボディカラーは、Mr.ベースホワイト1000、Mr.カラー63番ピンク、158番スーパーイタリアンレッド、155番スーパークリアーと重ねてあります。ホイールはSM01スーパーファインシルバーです。エンジンルームや内装は、タミヤカラーアクリル塗料で説明書指示どおり塗装しました。
フロントウインドウ上部のサンシェードは、デカールが付属していたのですが、デカールは使わないで塗装で表現しました。画用紙で作った型紙でウインドウから少し浮かせてマスキングし、Mr.カラー101番スモークグレーを吹いてあります。ルームミラー、ドアミラーにはメタルックを貼り付けました。 (25作目 2006年12月23日完成)