ジャガー マークII レーシング

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.159

TAMIYA 1/24 JAGUAR MK.II TAMIYA 1/24 JAGUAR MK.II

画像クリックで拡大

ジャガー・マークII について

ジャガー・マークII は、1955年に発表されたジャガー初のコンパクトサルーンである2.4/3.4の改良版として、1959年にデビューしました。中でも220馬力を発揮する3.8Lエンジンを乗せたモデルは、比較的小柄なボディと相まって最高速度は201km/hに達し、世界でも屈指の高性能サルーンに仕上がっていました。

1960年からイギリス国内のレースに参戦を開始したマークII は、ドライバーにロイ・サルバドーリ、グラハム・ヒル、ブルース・マクラーレンなどの豪華な顔ぶれを揃え、レースごとにトップグループを独占するほどの強さを見せました。また、ヨーロッパ大陸でも、1963年のヨーロッパ・ツーリングカー選手権 (ETC) の初代チャンピオンに輝いた他、数々の勝利を記録しました。

優雅なスタイルと高性能を両立させ、レースでも活躍したマークII は、1960年代を代表するジャガー・サルーンと言えるでしょう。

諸元表 (マークII 3.8 1959年)
全長4,590mm
全幅1,700mm
全高1,460mm
ホイールベース2,730mm
トレッド(前) 1,400mm
(後) 1,360mm
車両重量1,524kg
エンジン直列6気筒DOHC
内径×行程87mm×106mm
総排気量3,781cc
圧縮比8.0
最高出力220ps/5,500rpm
最大トルク33.2kg-m/3,000rpm
変速機4MT+OD
駆動方式FR
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン
+コイル/スタビライザー
(後) トレーリングリンク
/ラディアスアーム
+カンチレバーリーフ
タイヤサイズ(前) 6.40-15
(後) 6.40-15
ブレーキ(前) ディスク
(後) ディスク

プラモデル (タミヤ 1/24) について

つや有り・つや無しの2種類のメッキ部品に加えて、インレットマークもたくさんあり、完成してみると光り物が多くて見栄えがします。

ただ、インレットマークの貼り付けには苦労しました。特にフロントからリアに延びるラインが、うまくボディに貼り付かず、仕方なく接着剤で着けようとしたら、塗装が溶けて汚くなってしまいました。

ヒストリックカーを作るのは初めてだったのですが、現代の車とは違った格好良さがありますね。 (4作目 2003年3月15日完成)