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タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.169
イタリアの傑作小型車、フィアット500 (イタリア語で「チンクエチェント」) は1957年に登場しました。軽自動車より小さい車体に大人4人が乗車することができ、走るための最低限の (しかし十分な) 機能を備えた500は、終戦以来経済的に苦境にあったイタリアで、2輪スクーターに変わる大衆の足として大増殖することになります。
1960年には排気量が若干アップされた500Dが登場、1965年にはドアが前ヒンジに変更され500Fになりました。以後、デラックスバージョンの500Lの追加や、500Rへのマイナーチェンジが行われ、1975年までに340万台以上が生産されました。
日本でも、その小さくて愛らしいスタイルから人気が高く、「チンク」などの愛称で親しまれています。また、映画「カリオストロの城」の中で、ルパン三世が乗っていました。
全長 | 2,970mm |
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全幅 | 1,320mm |
全高 | 1,335mm |
ホイールベース | 1,840mm |
トレッド | (前) 1,121mm (後) 1,135mm |
車両重量 | 520kg |
エンジン | 空冷直列2気筒OHV |
内径×行程 | 67.4mm×70.0mm |
総排気量 | 499.5cc |
圧縮比 | 7.1 |
最高出力 | 18ps/4,600rpm |
最大トルク | 3.1kg-m/2,200rpm |
変速機 | 4MT |
駆動方式 | RR |
サスペンション | (前) ウィッシュボーン +横置リーフ (後) スウィングアクスル +コイル |
タイヤサイズ | (前) 125-12 (後) 125-12 |
ブレーキ | (前) ドラム (後) ドラム |
今まで作った車の中で飛び抜けて小さく、とてもかわいらしいモデルです。長さは約12cmしかありません。
ボディカラーはタミヤアクリル塗料X-3 (ロイヤルブルー) を筆で塗りました。上からクリヤーを吹いた時に、ブルーが溶けて角の部分の下地が出てしまうという失敗はありましたが、目立たない程度に修正できました。濃紺の車体と紅白の内装の組合せが、イタリアン?な感じで気に入ってます。
ただ、このキット、古かったためか、スライドマークがひび割れてボロボロだったのには閉口しました。ちぎれたマークを合わせて何とかごまかすことができましたが、マークが多い車だったら完成してなかったかもしれません。 (10作目 2003年11月3日完成)