モーガン 4/4

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.170

TAMIYA 1/24 MORGAN 4/4 TAMIYA 1/24 MORGAN 4/4 TAMIYA 1/24 MORGAN 4/4

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モーガン 4/4 について

モーガン4/4は、それまでスリーホイラー (3輪車) 専門だったモーガン社の初めての4輪車で、1936年 (昭和11年) に発表されました。4/4は4気筒/4輪車を意味しています。

基本構造は、はしご型シャシーにウッドフレームを組合せたもので、ヨーロッパ・フォード製のエンジンを搭載しています。フロントサスペンションにはスライディングピラー (通常のサスペンションのように円軌跡を描かず、直線軌跡を描く) を採用し、独特のドライブフィールをもたらしています。

モーガン4/4は、現在まで一度もフルモデルチェンジをしていません。驚くべきことに、70年近く前のスポーツカーが、基本形状を殆ど変えないまま今でも作り続けられています。

【追記:2019年に販売終了となりました。】

諸元表 (4/4 1974年)
全長3,660mm
全幅1,420mm
全高1,300mm
ホイールベース2,440mm
トレッド(前) 1,190mm
(後) 1,240mm
車両重量660kg
エンジン水冷直列4気筒OHV
総排気量1,599cc
最高出力86ps/5,500rpm
最大トルク13.5kg-m/3,600rpm
変速機4MT
駆動方式FR
サスペンション(前) 独立スライディングピラー
+コイル
(後) 固定+半楕円リーフ
タイヤサイズ(前) 155SR15
(後) 155SR15
ブレーキ(前) ディスク
(後) ドラム

プラモデル (タミヤ 1/24) について

私はクラシックカーにはあまり関心がなかったため、この車のこともほとんど知りませんでした。このキットを買ったのも、「絶版品だから、とりあえず買っておこうか」という程度の理由です。

しかし、作ってみると、今まで作ったどの車とも趣が違っていて、とても楽しめました。ワイヤーホイール等も良く再現されており、キットの出来も申し分ありません。

ボディはタミヤのTS-9ブリティッシュグリーンで塗りました。かなり濃い色で、磨き甲斐がありました。完成してみると予想以上にカッコ良く、模型としては最近の車より見栄えがするかもしれません。 (9作目 2003年10月3日完成)