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タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.190
二輪メーカーだったホンダが、1962年の全日本自動車ショーで小さなスポーツカーS360とS500を発表しました。排気量はわずか356ccと531ccでしたが、二輪の世界グランプリを制覇した技術を存分に生かしたレーシングマシンのようなエンジンを搭載していました。
63年にS500が市販に移され、翌年にS600が、そして66年にS800が発売されました。S800の791cc水冷4気筒DOHCエンジンは70馬力を発揮し、0-400mは16.9秒、最高速度は160km/hという高性能で、レースでも大活躍しました。
「エスハチ」いう愛称で呼ばれた、この小さなスポーツカーは1970年に生産を終了しましたが、今もなお世界中にファンを持つ伝説のスポーツカーとなっています。
全長 | 3,335mm |
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全幅 | 1,400mm |
全高 | 1,200mm |
ホイールベース | 2,000mm |
トレッド | (前) 1,150mm (後) 1,128mm |
車両重量 | 720kg |
エンジン | 水冷直列4気筒DOHC |
内径×行程 | 60.0mm×70.0mm |
総排気量 | 791cc |
圧縮比 | 9.2 |
最高出力 | 70ps/8,000rpm |
最大トルク | 6.7kg-m/6,000rpm |
変速機 | 4MT |
駆動方式 | FR |
サスペンション | (前) ダブルウィッシュボーン +トーションバー (後) トレーリングアーム (チェーンケース兼用) +コイル |
タイヤサイズ | (前) 6.15-13 (後) 6.15-13 |
ブレーキ | (前) ドラム (後) ドラム |
価格 | 653,000円 |
6作目にして、ようやく人 (全くの素人に限る) に見せてもいいかなと思えるようなものができました。
「タミヤの中では難しい部類に入る」とどこかで読んだような気がしますが、確かに内装のボディへの取り付けがタイトだったこと!最初は、はまらないのではないかと思いましたが、なんとかクリア。ボディ色はタミヤのTS-8イタリアンレッドです。屋根の状態はクローズドやハードトップに組み立てることもできましたが、着け比べてみると、やはりオープンのほうが圧倒的にかっこいいですね。
今回初めてクリア部品やメッキ部品のボディへの接着にボンドのGクリアを使用してみました。感想は「すばらしい!」の一言。塗装を溶かさないし、メッキをはがさなくても接着できる。今までの苦労は何だったんだろうかという感じでした。 (6作目 2003年5月7日完成)