ロータス ヨーロッパ スペシャル

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.212

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ロータス ヨーロッパ スペシャル について

ロータス ヨーロッパは、1966年から1975年まで生産されたミッドシップスポーツカーです。日本では、漫画「サーキットの狼」の主人公、風吹裕矢の愛車としても良く知られています。「ヨーロッパ (EUROPA) 」という車名は、木星の衛星「エウロパ (EUROPA) 」に由来し、欧州「ヨーロッパ (EUROPE,EUROPA) 」を連想させるため名付けられたものです。

ヨーロッパは、エンジン、足回り、ランプ類など、多くのパーツを他メーカーのものから流用してコスト削減を図りつつも、ミッドシップレイアウトや軽量なボディによって、素晴らしいハンドリングを誇っていました。スタイルは、ボディ後部の形状から「パン屋のバン」と言われることもありましたが、空力的にCd値0.29と非常に優れていました。

最終型となる「ヨーロッパ スペシャル」は、1972年に登場しました。外観ではゴールドのストライプが特徴で、当時ロータスF1のメインスポンサーだったJPSのイメージを踏襲したものです。リアクォーターパネルには、F1タイトルを記すエンブレム「WORLD CHAMPION CAR CONSTRUCTORS 1973 1972 1970 1968 1965 1963」が付けられています。

諸元表 (ヨーロッパ スペシャル 1973年)
全長3,980mm
全幅1,650mm
全高1,090mm
ホイールベース2,310mm
トレッド(前) 1,370mm
(後) 1,370mm
車両重量712kg
エンジン水冷直列4気筒DOHC
内径×行程82.55mm×72.75mm
総排気量1,558cc
圧縮比10.3
最高出力126ps/6,500rpm
最大トルク15.6kg-m/5,500rpm
変速機4MT
駆動方式MR
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン
(後) ラジアスアーム
トランスバースリンク
タイヤサイズ(前) 175/70VR13
(後) 185/70VR13
ブレーキ(前) ディスク
(後) ドラム
価格2,950,000円

プラモデル (タミヤ 1/24) について

実車の構造が良く再現されていて、その独特な構造に感心しながら製作しました。パーツ精度も高く、とても良いキットだと思います。メッキパーツは、私はメッキを剥がして塗装し直すことが多いのですが、このキットのメッキは非常に綺麗だったので、そのまま使いました。ボディはヘッドライト収納部の形を少し修正してあります。

デカールは劣化していて、貼ろうとしたらバラバラになってしまいました。タミヤにも在庫は無かったので、デカールにマイクロスケール社のリキッドデカールフィルムを塗って補強したり、自作デカールを作ったりして対応しました。ただ、ゴールドストライプは、写真では分かり難いのですが、細かいひび割れが出来てしまいました。

ボディカラーはタミヤのTS-14ブラック、クリアーはMr.カラーのスーパークリアー3です。ロータスの色といえば、私はロータスのF1マシン、黒いボディにゴールドストライプのJPSカラーのイメージが強いです。ワイパーは、最後の取り付け時に折ってしまったので、グッドスマイルレーシングのワイパーセットに置き換えました。 (50作目 2015年2月23日完成)