フェラーリ 360 モデナ

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.242

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フェラーリ 360 モデナ について

フェラーリ360モデナは、1999年のジュネーブ・モーターショーでデビューしました。フェラーリの主力モデルとなるミドシップV8モデルは、308、328、348、F355と世代を重ね、360はその後継となります。車名の「360」はエンジン排気量の3.6Lに、「モデナ」はエンツォ・フェラーリの生誕地に由来します。

それまでのフェラーリから大きく変わったスタイリングは、プジョー406クーペもデザインした、ピニンファリーナのダビデ・アルカンジェリによるものです。F355までのトンネルバックスタイルではなく、ファストバックスタイルが採用され、また、ヘッドライトはリトラクタブル式から固定式へと変更されました。

シャシーは、F355のスチール製モノコックからアルミ製のスペースフレームになり、さらにボディパネルやサスペンションにもアルミ材が多用されています。3.6LのV型8気筒エンジンは、最高出力400psを発揮し、パフォーマンスは、最高速度295km/h、0-100km/hが4.5秒、0-1000mが22.9秒を誇ります。

2000年には、オープンモデルの360スパイダーが、2003年には、高性能版の360チャレンジ・ストラダーレが追加されました。360シリーズは2005年まで生産され、F1でのフェラーリの黄金期 (1999〜2004 コンストラクターズチャンピオン) と相まって、それまでのフェラーリで最多の販売台数を記録しました。

諸元表 (360 モデナ F1 1999年)
全長4,490mm
全幅1,925mm
全高1,215mm
ホイールベース2,600mm
トレッド(前) 1,669mm
(後) 1,617mm
車両重量1,450kg
エンジン水冷V型8気筒DOHC
内径×行程85.0mm×79.0mm
総排気量3,586cc
圧縮比11.0
最高出力400ps/8,500rpm
最大トルク38.0kg-m/4,750rpm
変速機6段セミAT
駆動方式MR
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン
(後) ダブルウィッシュボーン
タイヤサイズ(前) 215/45ZR18
(後) 275/40ZR18
ブレーキ(前) ベンチレーテッドディスク
(後) ベンチレーテッドディスク
価格17,300,000円 (税抜き)

プラモデル (タミヤ 1/24) について

ボディパーツが黄色で成形されているイエローバージョンのキットです。キットの出来は素晴らしく、今まで作ってきたキットの中でも屈指の好キットだと思います。360モデナの流麗なスタイルが見事に再現され、ガラスハッチから覗くエンジンルームも実車さながらです。

部品の精度も極めて高いです。唯一、サイドウインドウの合いは悪く、クォーターウインドウとボディの間に隙間ができてしまいました。デカールは、キットを購入してから18年経っていて、劣化していたので、マイクロスケールのリキッドデカールフィルムで保護しています。

ボディカラーは、説明書指定色のタミヤカラーTS-16イエローをエアブラシで塗装しました。下地は、ベースホワイトにイエローを混ぜて薄い黄色にしたものです。ヘッドライトカバーは、断面をつや消しブラックで塗装し、接着にはハイグレード模型用セメダインを使いました。 (74作目 2021年9月5日完成)