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レベル 1:24 07373 (イタレリ)
365GTB/4は、275GTB/4の後継モデルとして、1968年のパリ・サロンで発表されました。車名の「365」は1気筒あたりの排気量、「GT」はグランツーリスモ、「B」はベルリネッタ、「4」は4カムを意味します。「デイトナ」の愛称は、1967年のデイトナ24時間レースでフェラーリが1-2-3フィニッシュを達成したことにちなむものです。
ボディデザインは、ピニンファリーナのレオナルド・フィオラヴァンティによるものです。初期モデルは、4灯式ヘッドライトを透明なプレクシグラスで覆ったデザインが特徴でしたが、後期モデルではアメリカの安全基準に対応するため、リトラクタブル式ヘッドライトに変更されました。
フロントに搭載されたV型12気筒エンジンは、最高出力352psを発揮します。最高速度は280km/hと公表され、当時はランボルギーニ・ミウラとともに世界最速の市販車の座を競っていました。レースでも活躍し、ル・マン24時間レースのGTクラスでは、1972年から3年連続でクラス優勝を果たしています。
365GTB/4は、1973年までに約1,300台が生産されました。フェラーリのフラッグシップであるV型12気筒モデルは、長らくFRレイアウトにこだわっていましたが、後継の365GT4 BBではミドシップレイアウトが採用され、その流れは512BB、テスタロッサへと受け継がれていきます。
| 全長 | 4,425mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,760mm |
| 全高 | 1,245mm |
| ホイールベース | 2,400mm |
| トレッド | (前) 1,440mm (後) 1,425mm |
| 車両重量 | 1,200kg |
| エンジン | 水冷60度V型12気筒DOHC |
| 内径×行程 | 81.0mm×71.0mm |
| 総排気量 | 4,390cc |
| 圧縮比 | 9.3 |
| 最高出力 | 352ps/7,500rpm |
| 最大トルク | 44.0kg-m/5,500rpm |
| 変速機 | 5MT |
| 駆動方式 | FR |
| サスペンション | (前) ダブルウィッシュボーン (後) ダブルウィッシュボーン |
| タイヤサイズ | (前) 200VR15 (後) 200VR15 |
| ブレーキ | (前) ディスク (後) ディスク |
| 価格 | 15,000,000円 |
ドイツレベルから発売されたキットですが、内容はイタレリの金型を使用したものです。古い設計のため全体的にバリが目立ちましたが、丁寧に整形すれば組み立てに支障はありませんでした。V12エンジンを含む内部メカニズムの再現にも力が入っており、模型として組み立てる楽しさを味わえました。
ボディは前後端が別パーツになっているため、継ぎ目はパテで処理し、内側からプラ棒で補強を行なっています。ヘッドライト、給油口、ドア(Aピラー下)のスジ彫りは、一度パテで埋めてから掘り直しました。フロントフェンダーのターンランプは、手芸用ピンとウェーブのH・アイズ3ミニ(1mm)を組み合わせて再現しています。
塗装では、ボディカラーにMr.カラーSM209スーパーカッパーを使用しました。成形色が赤だったため、色のにじみを防ぐ目的で下地にはガイアノーツのサーフェイサーエヴォシルバーを塗布しています。ホイールはメッキを剥離後、C104ガンクロームで再塗装しました。内装のベージュにはC44タンを使用し、シートの模様はマスキングによって塗り分けています。(82作目 2025年3月20日完成)