ルノー 4L

エブロ 1/24 No.25002

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ルノー 4 について

ルノー 4は、ルノー 4CVの後継モデルとして、また、シトロエン 2CVに対抗するモデルとして、1961年のパリサロンでデビューしました。日本では、「4 (Quatre)」のフランス語読みから、「キャトル」という愛称でも呼ばれています。

4CVはリアエンジン・後輪駆動 (RR) でしたが、ルノー 4には、ルノー初となるフロントエンジン・前輪駆動 (FF) が採用されました。2ボックスのボディは、FFならではの広い荷室に背面ドアを設けた機能的なもので、このFF・2ボックス・ハッチバックという形は、その後の世界の小型車の標準になりました。

実用性が高く、安価で経済性にも優れていたルノー 4は、商業的に大成功を収め、1993年までの32年間に渡って生産が続けられました。総生産台数は約835万台に達し、単一モデルの生産台数としては、フォルクスワーゲン タイプ1、フォード モデルTに次いで、世界第3位となっています。

諸元表 (ルノー 4 1961年)
全長3,610mm
全幅1,490mm
全高1,460mm
ホイールベース(左) 2,400mm
(右)2,440mm
トレッド(前) 1,250mm
(後) 1,200mm
車両重量540kg
エンジン水冷直列4気筒OHV
内径×行程54.5mm×80.0mm
総排気量747cc
圧縮比8.5
最高出力26.5ps/4,500rpm
最大トルク5.0kg-m/2,000rpm
変速機3MT
駆動方式FF
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン
(後) トレーリングアーム
タイヤサイズ(前) 145-330
(後) 145-330
ブレーキ(前) ドラム
(後) ドラム

プラモデル (エブロ 1/24) について

実車の再現度が非常に高い、素晴らしいキットだと思います。ただ、組み立て易さよりリアルさを優先したからかもしれませんが、細くて折れそうな部品が多かったり、塗装や接着が難しい所が何箇所かあったりと、製作の難易度はやや高く感じました。

ボディは、ボンネット、フロントドア、背面ドアが別パーツになっています。色はフィニッシャーズのピュアイエローとピュアオレンジを混ぜたものです。むらになり易い色なので、気を付けて塗装したのですが、ボディパネルごとに少し色の差ができてしまいました。 (65作目 2018年1月20日完成)