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フジミ 1/24 リアルスポーツカーシリーズ RS-19
先代ミニは1959年に登場し、40年もの間生産され続けたイギリスの名車です。設計者は天才エンジニアと言われたアレック・イシゴニス。革新的な設計によって、全長3m、幅1.4mの小さなボディに大人4人が座れる実用性を備えていました。また、スポーツ性も高く、モンテカルロ・ラリーの優勝3回を含め、レースでも大活躍しました。
その歴史的な名車を、1994年にローバーを買収して“MINI”ブランドを手に入れたBMWが、現代の技術で蘇らせたのが新型ミニです。デビューは2000年のパリ・サロン。大きさは先代より1回り以上大きくなっているものの、内外装のデザインには先代の雰囲気が巧みに残されていて、走りはBMWらしいスポーティーなものとなっています。
この新型は日本でも売れているようで、街中でもよく見かけるようになりました。この魅力的なスタイルでBMWブランドとなれば、人気が出るのも頷けます。
全長 | 3,625mm |
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全幅 | 1,690mm |
全高 | 1,415mm |
ホイールベース | 2,465mm |
トレッド | (前) 1,460mm (後) 1,465mm |
車両重量 | 1,140kg |
エンジン | 水冷直列4気筒SOHC |
内径×行程 | 85.8mm×77.0mm |
総排気量 | 1,598cc |
圧縮比 | 10.5 |
最高出力 | 116ps/6,000rpm |
最大トルク | 15.2kg-m/4,500rpm |
変速機 | 5MT |
駆動方式 | FF |
サスペンション | (前) ストラット (後) マルチリンク |
タイヤサイズ | (前) 175/65R15 (後) 175/65R15 |
ブレーキ | (前) ベンチレーテッドディスク (後) ディスク |
価格 | 2,250,000円 |
フジミのキットを作るのは初めてです。フジミのキットは良否の差が大きいと聞いていたのですが、このキットは、色違いで何台も作ってみたくなるような、魅力的なキットだと思いました。
車高は選択できるようになっていて、ローダウン仕様で組んであります。ボディは、ケガキ針などを使ってモールドにメリハリを付けました。フロントシートのヘッドレストはエポパテで作成、ルーフアンテナは伸ばしランナーで作成、給油口は不要部品 (メーターとペダル) で作成しました。フォグランプやウインカーなどの裏には、ホームセンターで見つけた「キッチンテープ」を貼ってあります。
今回は、初エアブラシということで、少し塗装に凝ってみました。ボディカラーはMr.カラー3番のレッド、ホイールは159番のスーパーシルバー、ドアミラーや窓枠下端のモールはMr.カラースーパーメタリック7番のメッキシルバーです。屋根のチェッカーフラッグは、MINIのサイトで見つけたルーフステッカーを真似たものです。マスキングテープを使っての塗り分けで、自分としては冒険だったのですが、意外と上手くできました。 (15作目 2004年10月11日完成)