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ハセガワ 1:24 ヒストリックカーシリーズ HC-15
ストラトスは、ランチアがWRC (世界ラリー選手権) で勝つために開発したラリーカーです。1971年のトリノ・ショーでプロトタイプが公開され、1973年に生産が開始されました。グループ4のホモロゲーションを取得するためにロードバージョン (ストラダーレ) も市販され、世界初のパーパスビルトカーと言われています。
強烈なウェッジシェイプの斬新なスタイリングは、ベルトーネのマルチェロ・ガンディーニによるもの。エンジンはフェラーリ製ディーノ246用V6ユニットで、頑強なメインフレームのミッドシップに搭載されています。また、トレッドに比べて極端に短いホイールベースにより機敏な運動性能を得ています。
WRCへは1974年から参戦。74、75、76年と圧倒的な強さで勝利を重ね、3年連続でメイクスタイトルを獲得しました (74年はフルビアのポイントを含む) 。1977年からは、親会社のフィアットが131ラリーで参戦することになったため、ワークス・ランチアは撤退しましたが、その後もプライベーターの手によって活躍を続けました。
全長 | 3,710mm |
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全幅 | 1,750mm |
全高 | 1,114mm |
ホイールベース | 2,180mm |
トレッド | (前) 1,433mm (後) 1,457mm |
車両重量 | 980kg |
エンジン | 水冷V型6気筒DOHC |
内径×行程 | 92.5mm×60.0mm |
総排気量 | 2,418cc |
圧縮比 | 9.0 |
最高出力 | 190ps/7,000rpm |
最大トルク | 23.0kg-m/4,000rpm |
変速機 | 5MT |
駆動方式 | MR |
サスペンション | (前) ダブルウィッシュボーン (後) マクファーソンストラット |
タイヤサイズ | (前) 205/70VR14 (後) 205/70VR14 |
ブレーキ | (前) ベンチレーテッドディスク (後) ベンチレーテッドディスク |
このキットは、「オートモデラーの集いin名古屋2005」の抽選会で頂いたものです。主催模型クラブの方々ならびにハセガワに感謝しながら、丁寧に製作しました。
一部作りにくい部分はありましたが、真面目で好感の持てるキットでした。手を加えた部分はあまりないのですが、前後フェンダーのスジ彫りを埋めたり、リアトランクのスジ彫りを追加したりしました。シャシーのボディへの取付けが大変なことで有名?なキットですが、収まるべき所にピッタリ収まる感じだったので、恐れていたほどは苦労しませんでした。
ボディカラーは、組立説明書にある5色からダークブルーを選択しました。Mr.カラー80番コバルトブルーと5番ブルーを7:3で混ぜたものです。ホイールは、9番ゴールドに8番シルバーと33番つや消しブラックを少量加えました。 (24作目 2006年10月7日完成)