フォルクスワーゲン カルマン・ギア クーペ 1966年型

タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.138

TAMIYA 1/24 VOLKSWAGEN KARMANN-GHIA COUPE TAMIYA 1/24 VOLKSWAGEN KARMANN-GHIA COUPE TAMIYA 1/24 VOLKSWAGEN KARMANN-GHIA COUPE

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フォルクスワーゲン カルマン・ギア について

カルマン・ギアは、フォルクスワーゲン・タイプ1 (通称ビートル) の派生モデルとして、1955年に登場しました。イタリアのカロッツェリア、ギア社がデザインしたボディを、ドイツのコーチビルダー、カルマン社が製作したことから、「カルマン・ギア」と名付けられました。

大衆車のビートルをベースとしているため、性能的には平凡でしたが、流れるような曲線で構成されたスタイリッシュな2+2クーペボディが人気を呼び、大ヒットモデルとなりました。2年後の1957年にはカブリオレが追加され、北米を中心として更に人気に拍車がかかりました。

カルマン・ギアは、徐々に改良を加えられながら、パーソナルクーペとしては異例ともいえる19年間もの長期に渡って生産が続けられ、総生産台数はクーペが36万台、カブリオレが8万台に達しました。

諸元表 (カルマン・ギア クーペ 1966年)
全長4,140mm
全幅1,634mm
全高1,330mm
ホイールベース2,400mm
トレッド(前) 1,305mm
(後) 1,300mm
車両重量830kg
エンジン空冷水平対向4気筒OHV
内径×行程77mm×69mm
総排気量1,285cc
圧縮比7.3
最高出力40ps/4,000rpm
最大トルク8.9kg-m/2,000rpm
変速機4MT
駆動方式RR
サスペンション(前) トレーリングアーム
+トーションバー
(後) スウィングアーム
+トーションバー
タイヤサイズ(前) 5.60-15
(後) 5.60-15
ブレーキ(前) ドラム
(後) ドラム

プラモデル (タミヤ 1/24) について

実車はビートルの派生モデルですが、模型もビートル (シリーズNO.136) と兄弟キットで、外観は全然違いますが、エンジンとシャシーはほとんど同じです。気持ち良く組み立てができて、実車の魅力である流麗なスタイルもよく表現されている、なかなか良いキットだと思いました。

ボディはタミヤのアクリル塗料を筆で塗りました。色はバハマブルー (白10:空青1:明緑1) で、箱絵を参考に調色しました。少し違う色になってしまったような気もしますが、これはこれで、なかなか綺麗な色だと思います。今回は墨入れをダークグレーでやってみたのですが、黒よりも自然な感じになりました。 (8作目 2003年8月13日完成)