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タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ NO.256
マジェスティ250でヨーロッパと日本でビッグスクーターブームを起こしたヤマハが、高速巡行性能と利便性を兼ね備えた「ニュー・ヨーロピアン・コミューター」として開発したのがTMAXです。ヨーロッパ向けに開発されたTMAXですが、日本にも2001年8月に導入されました。
TMAXは、最高速度160km/h、前輪荷重47%、バンク角50度という、既存のスクーターのレベルを遥かに超えた、スポーツバイク並のスペックを誇ります。これらを実現するために、新たに開発された水平対向バランサー装備の並列2気筒500ccエンジンを始め、数々の斬新なメカニズムが導入されています。
私の以前の愛車です。スクーターとしての実用性を備え、通勤や買い物に使うことができるだけではなく、車体の剛性感が非常に高く、スポーツバイクのようにライディングを楽しむことができる、素晴らしいバイクでした。
全長 | 2,235mm |
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全幅 | 775mm |
全高 | 1,410mm |
軸間距離 | 1,575mm |
乾燥重量 | 197kg |
エンジン | 水冷並列2気筒DOHC4バルブ |
内径×行程 | 66.0mm×73.0mm |
総排気量 | 499cc |
圧縮比 | 10.1 |
最高出力 | 40ps/7,000rpm |
最大トルク | 4.67kg-m/5,500rpm |
変速機 | Vベルト式無段変速 |
フレーム型式 | 鋼管ダイヤモンド |
キャスター /トレール | 28度/95mm |
タイヤサイズ | (前) 120/70-14 55S (後) 150/70-14 66S |
ブレーキ | (前) ディスク (後) ディスク |
サスペンション | (前) テレスコピック (後) スイングアーム |
このキットは、手軽さとリアルさを両立していて、広くお薦めできると思います。ただ、未塗装での組み立てが前提になっているのか、塗装した場合に塗膜の厚みではめ込みがきつくなってしまい、組みにくい部分がありました。また、シールが水転写式ではなく紙シールなので段差が目立ちます。
ボディカラーは、Mr.カラーの1番ホワイトと4番イエローを混ぜたものに「色ノ源」マゼンタを少し加えました。シルバーの部分は、ほとんどがメッキパーツだったのですが、キッチンハイターに浸けてメッキを剥がしてから、8番シルバーで塗装し直しました。
このキットを作ったのは2回目になります。最初に作ったのは8年程前で、私がプラモデルを作ったのは (子供の時を除けば) その時が初めてです。それ以来、自動車プラモを作り続けて今に至っていますが、最初のものと今回のものを並べてみると、我ながら随分と上達したものだと思います。 (39作目 2010年10月3日完成)