フェラーリ 250 GTO

フジミ 1/24 FRシリーズ FR-11

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フェラーリ 250 GTO について

フェラーリ250GTOは、1962年に登場したレーシングカーです。車名の「250」は1気筒あたりの排気量を、「GT」は「グランツーリスモ」を意味しています。「O」は「Omologato=公認」の頭文字で、国際自動車連盟(FIA)のレース出場に必要な公認を得るために開発されたモデルであることを示しています。

エンジンは、250TR由来のV型12気筒を発展させたもので、最高出力は300hpに達しました。軽量チューブラーフレームとアルミ製ボディの組み合わせは、高剛性と軽量化を両立しています。ボディは、三連のエアインテークを備えた長いノーズが特徴的で、リアのダックテール形状は空力を意識したものです。

250GTOはデビュー直後から目覚ましい活躍を見せ、1962年から1964年にかけて3年連続でスポーツカー世界選手権のGTカテゴリーにおいてタイトルを獲得しました。ル・マン24時間レースでは1962年と1963年にGTクラス優勝を果たし、その他の多くの国際レースでも圧倒的な戦績を残しました。

250GTOの生産台数はわずか36台であり、その内訳は初期型の「シリーズI」が33台、1964年に発表された「シリーズII」が3台です。その希少性とレースでの伝説的な活躍に加え、各個体が輝かしいストーリーを持つことから、クラシックカー市場において最も価値のあるモデルの一つとされています。

諸元表 (250GTO 1962年)
全長4,400mm
全幅1,675mm
全高1,245mm
ホイールベース2,400mm
トレッド(前) 1,354mm
(後) 1,350mm
車両重量1,100kg
エンジン水冷60度V型12気筒SOHC
内径×行程73.0mm×58.8mm
総排気量2,953cc
圧縮比9.8
最高出力300hp/7,700rpm
最大トルク35.0kg-m/5,500rpm
変速機5MT
駆動方式FR
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン
(後) 半楕円リーフ
タイヤサイズ(前) 6.00×15
(後) 6.00×15
ブレーキ(前) ディスク
(後) ディスク

プラモデル (フジミ 1/24) について

このキットはパーツ数が188点あり、自動車プラモデルとしてはかなりのボリュームがあります。付属するKA製エッチングパーツも繊細で、組み立ては難易度が高いと感じました。完成後の姿は非常に格好良く、シャシーやエンジンルーム、内装に至るまでリアルに再現されており、とても満足度の高いキットです。

ただし、組み立て精度にはやや難があり、仮組みは必須です。パーツの合いに調整が必要な部分や、説明書の手順通りに進められない箇所もありました。タイヤはホイールからはみ出すため、ホイールの耳部を削って調整しました。シャシー後端は約1mmカットし、ルーフとBピラーの境目には筋彫りを追加しています。

製作にあたっては、シャシーナンバー3387の実車を参考にしました。この車両は1962年に製作された250GTOの一台で、「North American Racing Team (NART)」によって数々のレースで活躍しました。ブルーのボディにホワイトのセンターラインが入り、リアの黄色いチームマークが特徴です。

ボディカラーはタミヤLP-41マイカブルーを使用しました。下地には、成形色の赤が染み出すのを防ぐため、ガイアノーツのサーフェイサー・エヴォシルバーを塗布しています。シートはMr.カラーC65インディブルーとC72ミディアムブルーを使用し、ホイールはC104ガンクロームです。リアの黄色いチームマークはデカールを自作しました。(83作目 2025年7月27日完成)